まるで私の気持ちを知ってたかのように、

夢に出てきて笑顔で片手をあげる。

もう二度と会えないのに、

夢で逢いにきてくれる。

それでいい。 それで十分。

データログも、音声ファイルも、随分前に消しちゃったし、

全く術はないけれど、

……こうなる度に、たったひとつでいいからナニカを遺しておけば良かったと、

苦しい程に思ってしまう。

莫迦だ。本当に。